morimiyasanの日記

英文の読み方の技術、スラッシュ・リーディングの部屋

差がつく英語の勉強  develop のもう一つの重要な意味

< develop >のもう一つの重要な意味

 < develop > は英語長文に頻繁に出る英単語です。

 殆どの高校生は「発達させる」という意味で覚えているのですが、その他に重要な

意味があります。

 「持つようになる」という意味です。

 「速単必修編」28章 アレルギーが増加する背景 (2)にあります。

 l.8 to develop greater immunity 「より強い免疫を持つようになる事を」

英文の読み方の実際 スラッシュ・リーディング

英文の読み方の実際 スラッシュ・リーディング

「速単必修編」37章 インターネット時代の印刷物の役割 (1)

l.1 The Internet is very much like television/ in that it takes time away 

from other pursuits, /provides entertainment and information, /but in

no way can compare with the warm, personal experience of reading a

good book.

スラッシュ・リーディング
 
 「インターネットはテレビにとてもよく似ている、インターネットがほかの仕

 事から時間を奪い、娯楽と情報を提供するという点で、しかしそれは温かい個

 人的な経験と比べることはけっしてできない、良書を読むという。」

和訳

 「インターネットは、他の仕事から時間を奪い、娯楽と情報を提供するという点

 でテレビにとてもよく似ているが、良書を読むという温かな個人的な経験と比べ

 ることはけっしてできない。」

 



*in that S+V=SがVするという点で

*in no way=決して~ない

*personal experience of reading a good book このofは同格のof=~という


スラッシュ・リーディングの勧め

 中学時代、英文を日本語に置き換えるときは、主語を訳したら後は後ろから訳し

なさいと習いました。いわゆる返り読みです。例えば、

 I know that boy sleeping over there. は

 「私はあそこで眠っているあの少年を知っています。」となります。

 英語を丁寧に日本語に訳すことができるので、中学時代のペーパーテストには役立

ちます。ところが、このやり方では英会話をするときや、リスニング、リーディング

の能力に限界が来ます。

 返り読みをしていると、リーディングのスピードが上がらない、リスニングで英語

が聞き取れないなどの弊害が生じてしまうのです。

 普通、文は並び順、話し言葉の場合は聞いた順に頭に入ってくるもので、返り読

みのように、文の初めを読んだら終わりに行って読んだりするのは時間がかかるし、

話し言葉の場合は終の言葉を待ってから頭の中で日本語に置き換えていたんでは途中

の言葉を忘れてしまいます。

 したがって、英文は並び順、聞いた順に意味のまとまり毎に日本語に置き換える、

スラッシュリーディングをしないと読めるようにはなりません。

 上の英文はスラッシュリーディングで訳ですと、

 「私は知っている、あの少年を、寝ている、あそこで。」

となります。

 英語を語順のまま読むスラッシュリーディングを続けていると次第に英語を日本語に訳さなくと

も理解できるようになる英語脳が出来上がってきます。

 近頃の大学受験の英語問題やTOEIC問題を見れば、大量の英文を読んで内容を理解

できる能力が求められますから、英語脳を身につけることは受験するものにとってと

ても大事です。

 英文を短く区切って読むやり方をスラッシュリーディングと言います。そのやり方

を身につければ英語長文を早く、正確に読むことができます。




ネイティブもスラッシュ・リーディングしている

ネイティブもスラッシュ・リーディングしている

 

 アメリカの小学校低学年生が初めて本を読むときに、先生は文の途中にスラッシュを入れて、

文を区切って読むよう教えます。そして、スラッシュとスラッシュの間が意味になるかたまり

であり、息継ぎはスラッシュの位置で行うと教えます。
 
 このようにスラッシュリーディングをして、自分で文章の意味がわかり、人前で朗読して

も、聞いている人が分かるように読む事ができるのです。すなわち、ネイティブも英文を読む

時、スラッシュリーディングしているのです。

   英文を返り読みしているのは、日本人だけです。

   日本人が6年間英語を勉強しても、英語ができない理由です。

重要イディオムとスラッシュ・ライティング 「速読英熟語」14、集中力とは何か

14、集中力とは何か

 

①    知性だけでなく、集中力はとても重要な資質であり、それを習得している人はほと

んどいない、教育を通して以外は。それは事実である、集中力は自然に発達するという

のは、ある程度、しかし人は十分な集中力を身につけることはありそうにない、知的教

育の長い期間無しには。

 

②    3つの特質がある、それは完全な集中力と不完全な手中力を区別する、つまり、完

全な集中力は強く、持続性があり、自発的であるべきだというものだ。強さは描かれて

いる、アルキメデスの物語に。彼は気づかなかったと言われている、ローマ人が彼を殺

しに来た時、なぜなら彼は数学の問題に没頭し、それを解くのに夢中だったからだ。同

じ一つの事に集中できるという事は、長い間、困難な達成には不可欠だ。対象がとても

おおしろいものである限り、これは自然にもたらされる。

 

③    ほとんどの人は機械的パズルに取り組むことができる、長時間、しかし、それ自体

はあまり役に立たない。本当に価値のあるものであるためには、集中力もまた意志に支

配されていなければならない。私は考える、それは意志の制御であると、教育によって

育まれるのは。



take notice ~「~に気づく」

be absorbed in ~「~に没頭する」

be bent on ~「~に熱中している」