morimiyasanの日記

英文の読み方の技術、スラッシュ・リーディングの部屋

「速単必修編」をスラッシュ・リーディングする。 49、群集心理 (2)

49、群集心理 (2)

 

 簡単な実験が行われた、1950年代に、有名な心理学者ソロモン・アッシュは示している、いかに常識が影響されるかを、仲間の圧力によって、つまり、自分の所属する社会集団のメンバーと同じように行動したいという傾向によって。アッシュの実験において、調査の参加者は紙に書かれた一本の線を示される、そのとなりに3本の線を示される、3本の線は1,2,3と番号が振られる、1本はより短く、1本はより長く、1本は同じ長さだ、最初の線と。参加者は示さなければならない、3本の線のうちどれが最初の1本とおなじ長さか。もしその参加者が一人で部屋のいるならば、彼は正しい回答をする、これは驚くことではない、なぜならその課題は本当に極めて簡単だからだ。さて今度は他の5人が部屋に入ってくる、彼らは皆役者だ、このことは参加者が知らない事実だ。次々に、彼らは間違った回答をする、「1番です」と言う。3番が正しい答えあることはとても明らかなのに。次にまた参加者の番になる。3分の1のケースで彼は間違った回答をして、他の人の答えに合わせてしまう。なぜ私たちはこのように行動するのか。